FLESHVESSEL – Yearning: Promethean Fates Sealed

ARTIST :
TITLE : Yearning: Promethean Fates Sealed
LABEL : I, Voidhanger Records
RELEASE : 7/28/2023
GENRE : ,
LOCATION : Italy

TRACKLISTING :
1.Winter Came Early
2.Promethean (Vignette I)
3.A Stain
4.Fates (Vignette II)
5.The Void Chamber
6.Yearning (Vignette III)
7.Eyes Yet To Open

デビューEPが有望だっただけに、の進化は信じられないほどだ。アヴァンギャルドなデスメタルからスタートし、”Yearning: Promethean Fates Sealed “で、彼らはジャンルの垣根を取り払うことのできる手強いプログレッシブ・メタル・マシーンへと変貌を遂げた。基本的な燃料は常にエクストリーム・メタルであり、しばしばデス・メタル的な方向性を持つが、アコースティック・ギター、ヴィオラ、ピアノ、フルート、オカリナ、ハープ、グロッケンシュピール、トランペットなどの楽器編成を充実させ、FLESHVESSELのサウンド・スペクトラムを大きく広げ、音楽を野心的な目標へと押し進めている。

激情的なブラック/デスメタルと壮大なプログレッシブ/シンフォニック・スコアの間の移行は突然だが完璧に首尾一貫しており、このバンドが到達した成熟度の表れであり、PHLEBOTOMIZED、KAYO DOT、VAN DER GRAAF GENERATORを不条理に掛け合わせたようなサウンドである。

カルロス・アグラズによる見事なジャケット画に包まれた『Yearning』: プロメテウスの運命は封印された “は、本質的に、世界をより良くしようとする人類の自分自身との闘いについての記録である。「プロメテウスは、神々の火を盗んで人類にもたらしたタイタンであることは誰もが知っている」とFLESHVESSELは説明する。アルバム・タイトルは、このよく知られた神話を、悟りを求め、より良い、より受容的な世界を作り出そうとする人類と、その目標に到達するための自分自身との戦いの寓話として使っている」。この包括的なテーマは、戦争、階級闘争、操作、個人的な精神的葛藤の循環的性質など、アルバムを通して様々なレンズを通して捉えられている。

「結局のところ、私たちを救ってくれるタイタンはいないし、私たちを汚れと穢れから引き上げてくれるタイタンもいない」とFLESHVESSELは結論づける。「私たちの運命を解き放ち、私たちの心を善へと開かせるためには、私たち自身の内側からやってこなければならないのだ」