Elliott Fullam – End of Ways

ARTIST :
TITLE : End of Ways
LABEL :
RELEASE : 9/1/2023
GENRE : , ,
LOCATION : New Jersey

TRACKLISTING :
1.Is This It?
2.Mistake
3.Let’s Go Somewhere
4.Throw It Away
5.Sometimes You Can Hear It
6.End of Ways
7.Better Way
8.Impatient
9.Timeless Tears
10.Forget
11.Remember When
12.I’m Sorry I Took Long, But I’m Here
13.Over the Moon

‘End of Ways’ は、愛する人が虐待家庭から抜け出すのを助けながら、その恐怖の余韻に浸りながら安らぎを見出そうとした時期に書かれた、癒しへの架け橋となる作品だ。 インディー・レーベル、からリリースされたこのセカンド・アルバムで、18歳のエリオット・フラムは前作『What’s Wrong』よりもさらにダークな主題に触れている。そして’End of Ways’は、私たちの多くを苦しめる感情の嵐を和らげる、同じように穏やかなメロディーを受け継ぐ次のアルバムである。

エリオットの2ndフルアルバムは、ホームレコーディングとスタジオレコーディングがブレンドされており、『Throw It Away』、『Forget』、『Better Way』といった曲の地味な設定に合うように、曲の中にさらなる深みをもたらしている。しかし、『Let’s Go Somewhere』や『Remember When』のようなアコースティック・ギターと静かなヴォーカルにEliott SmithやNick Drakeの影響がはっきりと感じられる曲では、ストリップダウンされたローファイな雰囲気を残している。若手ピアニストのJeremy Bennettが加わったことで、オープニング曲『Mistake』では心に染み入るような音、アルバムの脱走をテーマにしたタイトル曲『End of Ways』ではTim BurtonとVince Guaraldiをミーツしたようなスタイル、『Timeless Tears』ではドラマチックなクライマックス、そしてアルバムのクローズである『Over the Moon』では、エリオットが元の家から救い出した現在の伴侶への愛の告白を歌い、アルバム全体にろうそくの光のようなメロディを見事に加えている。

今回のアルバムでは、喪失感、孤独、絶望から、パートナーシップ、希望、自由、そして愛へと旅を導くため、少し臆病になったところもある。Mazzy Star、Radiohead、Elliott Smith、Nick Drake、Big Thief、Crumb、Alex Gのファンのためのインディー/スローコア/アコースティック・アルバム。