Duckett – Unreasonable Silence EP

ARTIST :
TITLE : Unreasonable Silence EP
LABEL : Records
RELEASE : 5/14/2024
GENRE : r&b, , ,
LOCATION : London, UK

TRACKLISTING :
1.Melts All In Me (ft Patricia Edwards)
2.You Don’t Have To Be (ft Tuesdays Dream)
3.Don’t Forget To Smell The Flowers ( ft Metaphysical)
4.Read Between The Lines (ft Ruby Black)

からの初作品となる本作では、ウェールズのテクノ界の奇才が自身のサウンドを開放し、深く感じられる繊細なメランコリックRnBを抽象化。

ウェールズ全土に点在し、伝説的なFreerotationフェスティバルを中心に活動する、控えめなオリジナルのDIYネットワークから生まれたDuckettは、20年以上にわたってマシン・ソウルの特異な系統を探求。彼のルーツはテクノにあるかもしれないが、その活動を進化させるにつれて、彼は選んだ音のツールを通して感情を表現するユニークな方法を開発。その結果、テクノの本質的な革新への渇望を薄めることなく、ダンスフロアの機能性をはるかに超えた、きらびやかな録音作品とライブ・セッションのアーカイブが誕生。

『Unreasonable Silence』は、Duckettのサウンドに顕著な変化をもたらし、オリジナルであれサンプリングして加工したものであれ、ソウルフルなヴォーカルが中心。前作でのハートフルなメロディーの重みを考えれば、この転換は自然な流れであり、リスナーを、いや、彼自身を涙に誘いたいというアーティストの表現に通じるもの。リード・トラック「Melts All In Me」は、低音域を強調したネオ・ソウルの曲がったスライスに乗せてPatricia Edwardsが歌い、Ruby Blackは薄暗いEPのクローズ「Read Between The Lines」に声を提供。その間に登場するシンセティック・シンガーのTuesday’s DreamとMetaphysicalは、悲しげなエレクトリック・ピアノの音と、擦れた千鳥足のリズムで、一貫したダウンテンポのムードを保ちながら、常にテーマと対話。