Aboukir – Change

Aboukir という名義でのデビュー・アルバムから2年、Ralph Maruani が『Change』というタイトルの新作を発表。彼の人生が大きく揺れ動いた時期に書かれ、録音されたアルバムにふさわしいタイトル。これらの曲の親密さは、音楽そのものにも反映されています。

『Digital Introversion』がサイケデリックなエコーとリバーブの海に漂っていたのに対し、『Change』はより削ぎ落とされたサウンドになっています。しかし、彼の最初の作品のサウンドは、8分のフロイド風ジャム “Release”、”Awakening”、そしてアップビートのオープニング “Alright “で聴くことができます。

このアルバムは2022年12月から2023年3月にかけてパリでレコーディングされ、ベルリンのLouis McGuireがドラムを、アメリカのミシシッピ州のReggie Duncanがペダル・スティールを録音した以外は、ほぼマルアーニの手によるもの。