veronicavon – “Dreamgirl”

LAを拠点に活動するデュオ、veronicavonは、TOPSやTennisといったバンドと同じような、きらびやかでソフトフォーカスなスタイルのインディー・ポップを作っている。ソングライターのChris HackmanとXuan Nguyenに率いられた2人は、ここ数年、リバーブの渦、ローファイなシンセの質感、切ないメロディーに包まれた催眠術のような珠玉のシングルを次々と発表している。

今年初めのシングル “Good Girl” を最後に、ファンたちはこのバンドを聴いた。それ以来、彼らは沈黙を守っていたが、本日、Born Losers Recordsから2月9日にリリースされるデビューLP『Deep End』のニュースを携えて戻ってきた。この発表に伴い、バンドはリード・シングル “Dreamgirl” を公開している。

“Dreamgirl” は絹のように滑らかで、バンドの特徴であるドリーミーな靄を保ちながら、繊細でダンサブルなグルーヴを打ち出している。ドライヴするリズムときらめくゴッサムのようなギターが、このトラックには、まぎれもなくアップビートな輝きを与え、デュオは、ゴージャスなプロダクションと風通しの良いヴォーカル・トーンとブレンドしている。その結果、キャッチーでありながらメランコリックで、歌詞が女性らしさの苦悩に深く入り込むにつれて、切ない要素が際立ってくる: “賞味期限がある/あなたがただの女の子なら/私はあなたが望むものなら何でもできる/カメラが回っている、私を見つめていて/どうすればいいか教えて/どうすればいいか教えて/必要なものは全部持っている/どうすればいいか教えて/どうすればいいか教えて/あなたの夢になる方法を教えて”。

洗礼されたディスコ・ライトの中を移動するスモークのように、”Dreamgirl”はあなたを霞んだヴァイブスのベルベットの旅に連れて行く…「私たちは官能的で中毒性のあるダンス・アンセムを書きたかったんだ。欺瞞的なほどファンキーなこのトラックは、パンチの効いた紛れもないビートにドリーミーなファンク・ギター、そして陶酔的な憧れの豊かで光り輝く雰囲気を吹き込んでいる」

Posted on 10/06/2023