Tele Novella – “Hard-Hearted Way”

テキサス出身のデュオ、Tele Novellaは、3枚目のアルバムで個人的な内省を探求し、2021年のアルバム ‘Merlynn Belle’ から続く傷ついたカントリーの井戸をさらに深く掘り下げた。ファースト・シングルの「Hard-Hearted Way」は、パスティ・クラインやドッティ・ウェストの流れを汲む60年代のジュークボックスの涙を誘う歌とバロック・ポップの波紋を融合させた、クラシックで傷ついたカントリーの軽快なリズムに乗って疾走する。この頃のNatalie Ribbons(Agent Ribbons)は、その重い心をよそに、失った愛ではなく、手放した重荷を歌っている。

「”Hard-Hearted Way” は書くのが難しかったけど、必要な曲だった」とリボンズは認めている。 「詩が先で、書いているうちに、一人称ではなく、私が複雑な関係にあり、心の中で悪い感情を抱いていたもう一人の女性の声を代弁しているのだと気づいた。 曲が具体化するにつれ、サビは明らかに私自身の声になっていた。 この人に対する視点と許しのプロセスを通して、私は自分自身に安堵と自由を与え、なりたい自分になることができたんだ」。Jason Chronis (Voxtrot)と共に、Ribbonsは次のPoet’s Toothで、悲しみの層を剥がし、より絶望的な魂の隅々を探っている。

Posted on 06/27/2023