Sufjan Stevens & Angelo De Augustine – “Back to Oz”

Sufjan StevensとAngelo De Augustineは、コラボレーションアルバム ‘A Beginner’s Mind‘ から2曲のシングルを発表しました。1曲目は “Back to Oz” という曲で、感動的なアニメーションのミュージックビデオがついています。2曲目は “Fictional California” と題されたアコースティック・ナンバーです。

Straight to Tellが制作した “Back to Oz” のミュージック・ビデオでは、女の子がぬいぐるみをしっかりと抱きしめてベッドで眠りにつく様子が描かれています。やがて2人は、空想上の生き物や螺旋状の蔓、魔法の国が散りばめられた鮮やかな世界へと誘われていきます。やがて、手描きのアニメーションスタイルから、サイケデリックなクレイメーションのグラフィックに変わり、彼女のぬいぐるみが吸い込まれていきます。夢から覚めた彼女は、最愛の仲間がいなくなり、代わりに1つのボタンがあることに気づく。

「この曲は、主にカリフォルニアの自宅で作った曲です」と、アンジェロはプレスリリースで説明しています。「この曲は、ほとんどカリフォルニアの自宅で書いたものです。この歌詞は、主人公の内面的なリアリティが失われていく様子を表現しています。無邪気さを失ったことが、内面の真実を探す旅のきっかけとなります。映画の中で、ドロシーはオズの世界に戻ってきますが、そこには廃墟と化した風景と、石のように固まった人々がいました。彼女だけがルビーの靴を見つけ、オズの世界に平和を取り戻すことができます。私たちは自分自身を救うことができますが、まず自分が本当は何者であるかを思い出さなければなりません。」

「アンジェロは主に親密なホームレコーディングで知られています。彼の音楽は静かで告白的です。」とスフジャンは付け加えました。「だから “Back to Oz” では、もっと派手な曲にしようと思ったんだ。この曲はギターのグルーヴが楽しいので、ベースとドラムを入れて、アンジェロは初めてエレキギターのソロを録音したんだ。この曲は悲しい曲で、主に幻滅について歌っていますが、素晴らしいパーティーの雰囲気も持っています。」


Posted on 08/11/2021