Beams – “Heat Potential”

サイケテイストのインディー・ポップとアパラチアのフォーク・ミュージックを融合させたトロントの6人組、Beamsは、カナダのインディー・ロック・シーンの中でもユニークな存在。新たに発表された3rdアルバム『Requiem for a Planet』では、私たちが幼少期に感じていたような、機能的とは言い難い世界で青春を送るという困難な体験に真っ向から挑んでいます。本日、『Requiem for a Planet』よりニューシーングル「Heat Potential」が公開されました。

「種が春に芽吹くために冬の間眠っていなければならないように。ビデオのイメージは、静寂と瞑想の同じような状態で撮影された携帯電話のビデオの個人的なアーカイブから引き出されたものです。水面に反射する太陽、雲、煙、窓を通してろ過された光、脈打つ常夜灯、暗いアパートの覗き穴から覗くかすかな光。低解像度の映像は意図的に限界まで引き出され、ピクセルは物質世界のはかない性質を呼び起こし、光とその熱によって触媒されるのを待っている分子領域を指し示しています。コーラスが空を駆け抜ける馬の幻想的なイメージに舞い上がると、静寂が想像力を解放し、受容性としての創造への賛歌を捧げ、変容の錬金術に敬意を表し、変化には行動が必要だが、古いパターンの解消や突然の洞察の一撃のように、心の中から始まることを思い出させる役割を果たします。思考を休め、新しい何かを見つけてください」

Posted on 04/09/2024