REZN – Chasm

シカゴのサイケデリック・スラッジ・メタル・バンド、REZNがSargent Houseと契約し、ニュー・アルバム『Burden』を発表した。このアルバムは、2023年の『Solace』と同じ2021年のセッションで、Matt Russellと共にEarth Analogでレコーディングされたもので、バンドは2枚組のアルバムをリリースするのではなく、2枚のアルバムに分けることにした。

『Burden』の最初のテイストは「Chasm」で、この曲はヘヴィでキャッチー、そしてトリッピーで、Russian CirclesのMike Sullivanによる万華鏡のようなギター・ソロが印象的だ。「螺旋階段の最後の数段に差し掛かったとき、もう後戻りはできないと悟るような、実存的な下降の最終段階を描くために『Chasm』を書いたんだ」とヴォーカル/ギターのRob McWilliamsは言う。四方の壁が迫ってきて、出口がどんどん遠くなっていくようなサウンドにしたかったんだ」。Mikeのメロディックなフィンガータッピング・スタイルは、セクションをめまいのするような地獄のパニック発作のようなものへと滲ませる。曲の最後の瞬間には、溶けたような、ファズアウトした音の壁が繰り返される。

Posted on 04/04/2024