PUP – “Matilda”

リリースされる4thアルバム ‘THE UNRAVELING OF PUPTHEBAND’ に先駆けて、トロントの PUPが新曲 “Matilda” を公開しました。

「”Matilda” は僕のお気に入りのギターの名前なんだ」とStefan Babcockは説明する。「長いツアーの途中で、唯一持っていたギターを壊してしまった僕を見て、友人のライアンがプレゼントしてくれたんだ。代わりのギターを買うお金もなかったし、ライアンの親切心は “今までしてもらった中で最も素敵なこと” の上位に入るよ。私は7年間、PUPのショーでは毎回 Matildaを弾き続けました。バンドメンバーが彼女の音がクソだと文句を言い始めたときでさえも。バンドが大きくなるにつれて、より良い音を出さなければならないというプレッシャーが大きくなり、僕は「良い」ギターを買って、Matildaを弾く回数を減らしていったんだ。気がつけば、1年以上も弾いていないんだ。この曲は、彼女が隅っこで朽ち果てていくのを見ながら、罪悪感や悲しみ、恥ずかしさ、懐かしさ、後悔といった強烈な感情に基づいて書いたんだ。私はこのギターとライアンを愛し、彼らのために正しいことをしたかったのに、私は彼ら二人の期待を裏切ったような気がした。私はバンドを説得して、”Matilda” はPUPのレコードで最後に演奏するに値すると思い、この曲のブリッジで彼女を弾きました。クソみたいな音だけどね。でも、いい曲だ。素晴らしいクソみたいな音だ。僕にとっては、このアルバムの制作の中で最も楽しくてカタルシスを感じる瞬間だった」

隅っこで埃をかぶっている
指が錆びつくのをじっと待つ
棺桶のケースに閉じ込められ
ディスプレイにもならない
あなたがフレットを弾くと、私のフレットは朽ち果てる
あなたはもう片方を手に取り、ひたすら弾き続ける。
私は別の部屋から聞いている
あなたを引き離そうとする

私はあなたの全てだと思ってた
少なくとも君はこれを見届けたいと思った
私は間に挟まれた
あきらめと呼びかけ
私は通っているのだろうか?

今、あなたはコードを書き留めることさえしない
あなたはもう私を弾くこともないでしょう
今、あなたはただそれを回し続ける
自分を麻痺させようとしているように
この作業で……うまくいかないんだ

ジョージとその恋人は優しく泣く
しかし、私は息をすることさえできない
私はほとんど音を立てない
私は完全に解き放たれ、それはまるで
私のすべての欠点は、物事になった
何かを壊したくなるような
そして、あなたが始めた理由は失われている
今、その感覚は薄れてしまった

私はあなたのすべてだと思った
少なくともあなたはこれを見届けたいと思うだろうけど
君の声は僕についてくる
あなたは完璧に音を外して歌う
もっと時間があると思ってた
どうにかして埋め合わせができると思っていた
私は行間を縫おうとする
私は大声で自分自身をオンにしようとする
今、私の声が聞こえますか?

私は違う薬 あなたが当然と思ってたもの
もう一つの恋は、あなたが見捨てた時
カウントし始めるとコードも書かずに
あなたは私を弾くことさえしない
だって仕事ばかりでうまくいかないんだもの

Posted on 03/02/2022