PAWS – “DISENCHANTED”

“若者文化は永遠に” というテーゼを暗に掲げて結成されたバンドにとって、PAWSのPhillip Jon TaylorとJoshua Swinneyが長い間活動を続け、前者は父親業に、後者は料理人としてのキャリアに退いているという事実は、スコットランド出身のデュオが10年以上前に着手したノイズ・ポップの実験に終わりを告げるものかもしれない。しかし、昨年末の再結成はそうでないことを証明した。今日、バンドは10月27日にErnest Jenning Recording Co.からリリースされるセルフタイトルの5枚目のスタジオ・アルバムを発表した。2014年の『Youth Culture Forever』以来となるセルフ・プロデュースのアルバムで、リード・シングルの “Disenchanted” は、LPに込められた無謀なエネルギーを示している。

「ジョシュが(ロンドンを)訪れていて、週末はずっとチルして、キャッチアップして過ごしたんだ 」とテイラーは振り返る。「彼がまた南へ向かう数時間前に、軽くジャムることにしたんだ。僕はベースを弾いたし、レコーディング用の小さなスタジオがあったから、自然に曲を構成して、本当に素早くトラックしたんだ。本当に自由だった。テイクやパートを聴き返して気に入らなければ、納得がいくまでやり直し、次のことに取りかかった。自分たちの好きなことをやることができた」

その最初のレコーディングである “Disenchanted” は、PAWSが名目上PUPの良いツアー・パートナーである以上の存在であることを示唆する、騒々しく、パーなポスト・ハードコア・ジャムである。このシングルのビデオ(テイラー監督)をチェックしよう。

Posted on 08/16/2023