Parquet Courts – “Walking at a Downtown Pace”

Parquet Courtsは、新作フルアルバム ‘Sympathy For Life‘ を Rough Trade Recordsからリリースすると発表しました。このリリースに先立ち、ニューヨークのバンドはリードトラック/ビデオ “Walking at a Downtown Pace “を公開しました。

ニューヨークのクラブ、Primal Scream、Pink Floydにインスパイアされた ‘Sympathy For Life’ は、Rodaidh McDonald(The xx、Hot Chip、David Byrne)と John Parish(PJ Harvey、Aldous Harding、Dry Cleaning)と共同で制作され、常にダンサブルな作品に仕上がっています。世界的に崇拝されている前作、2018年の ‘Wide Awake!’ とは異なり、リズムではなくグルーヴに焦点が当てられています。「私たちの目標は、それを自分たちの音楽に持ち込むことでした。私たちはそれぞれ、私生活ではダンスパーティーに行くことが多くなりました。というか、パンデミック前の状態で、このレコードが作られたのです」

「ほとんどの曲は、長い時間をかけて即興で作ったものを、自分たちで編集して形にしたものです」とブラウンは説明します。「私たちのアーティストとしての最大の財産は、バンドです。10年も一緒にいると、私たちの最大の楽器はお互いにあるのです。Parquet Courtsの最も純粋な表現は、私たちが即興で演奏しているときです」 本当の意味で、バンドは自分たち自身をサンプリングし、リズムとメロディのジャムを成形したり、切り刻んだりして、これらの曲を作り、新しいものを表現したのです。

ニューヨークのストリートフォトグラファー、ダニエル・アーノルドが監督を務めた “Walking At A Downtown Pace” のビデオでは、「忙しく急いでいる人の視点からニューヨークを見ています」と、共同フロントマンのA・サヴェージが説明しています。「ただ目的地に向かって歩いているだけなのに、常に動いている世界があなたを取り囲んでいるのです。見逃してしまうような美しさがたくさんあります。街に人がほとんどいなくなるまで、私はそれを見落とすことはありませんでした。この曲は隔離される前に書かれたものですが、不気味なほど歌詞にはその憧れが反映されています。今、街は戻ってきたし、Parquet Courtsも戻ってきたようだ」と語っています。


Posted on 08/19/2021