Kurt Vile – “Like Exploding Stones”

フィラデルフィアのロック・シンガー・ソングライター、Kurt Vile(カート・ヴァイル)が、2018年の ‘Bottle It In’ に続く、9枚目のソロ・スタジオ・アルバム ‘(watch my moves) ‘ を発表した。リリースに先駆けて、リード・シングル “Like Exploding Stones” が、Sun Ra Arkestraの James Stewartが出演するミュージック・ビデオとともに公開されている。

ヴァイルは新譜をセルフプロデュースし、長年のコラボレーターである Rob Schnapf(Richard Thompson, Elliott Smith)の協力を得て、主にフィリーのマウントエアリー地区にある「OKV Central」と呼ばれる新しいホームスタジオでレコーディングを行った。「Waylon Jenningsがアウトロー・カントリー・アーティストになったとき、彼はTompall GlaserのスタジオであるHillbilly Centralでレコーディングするのが好きだった」とヴァイルは説明している。「OKV Centralは、マウント・エアリーにある私のバージョンなんだ。私はここで本領を発揮し、同時にホームレコーディングのルーツに戻りつつあるんだ」 とヴァイルは説明している。

ヴァイルの長年のバンドである The Violatorsは、Schnapf、James Stewart、そしてChastity Belt、Cate Le Bon、パーカッショニストの Stella Mozgawa (Warpaint, Courtney Barnett) と Sarah Jones (Hot Chip, Harry Styles) など多数のスペシャルゲストとともにアルバムに参加している。'(watch my moves)’ には14曲のオリジナルとブルース・スプリングスティーンの “Wages of Sin” のカバーが収録されており、いずれもヴァイルが「フライドポップ」の技術を習得しようと努力していることがわかります。「ソングライティングについてだ。歌詞についてだ。音楽におけるあらゆる分野のマスターになることだ」と彼は言う。「”フライド”と言っても、キャッチーな音楽を常に考えている。古典的なものの自分なりのバージョンで、前進と後退を同時に行っているんだ」

Posted on 02/16/2022