Kitba – “Peel Away The Rind”

来月、ブルックリンのハープ奏者でソングライターのKitbaがデビュー・アルバムをリリースする。これまでに “My Words Don’t Work” と “Tied To Strings “を公開したが、今日はもう1曲、パンチの効いた高揚感のある “Peel Away The Rind” をリリースする。「この曲は、パンデミック真っ只中のある夜、カウンターに座ってブラッドオレンジを食べている時に、私の中から不可解な形で溢れ出てきた」とKitbaは述べ、こう続けた:

「私はピアノに向かい、歌詞を書き出し、そして楽譜を見つけた。この曲の意味は、私の心の中でまだ何かに覆われていますが、いつかはっきりと湧き上がってくると想像しています。この曲にはハープがない。私たちは、とても楽しくてシンプルな曲でありながら、「何かが間違っている」(曲全体を通しての文字通りの底流は、無数のペダルを踏むライアン・ワイナーがギターを叩く音である)、という感覚を追求したかった。曲が盛り上がるはずのタイミングで、事態は少しずつ崩れ去り、不快感の底流と向き合わなければならなくなる。これはデヴィッド・リンチへのオマージュだ」

Posted on 06/27/2023