トロントを拠点に活動するミュージシャン、Carlyn Bezic(カーリン・ベジック)（U.S. Girls, Ice Cream, Darlene Shrugg）が、Jane Incとしてのセカンド・ソロ・アルバム ‘Faster Than I Can Take‘ を Telephone Explosion Recordsよりリリースすると発表した。このアルバムの最初のプレヴューは、現在公開されている “Contortionists” とミュージックビデオです。
‘Faster Than I Can Take’ は、ベジックが全曲を書き、セルフプロデュースした作品で、プレスリリースでは、「私たちの内と外の世界の間にある浸透しやすい境界線についてのディスコ調の、ダンサブルな瞑想」と説明されています。このアルバムは、2021年3月にリリースされ高い評価を受けたベジックのソロ・デビュー作 ‘Number One’ に続くものです。
リード・シングルでアルバムのオープニングを飾る “Contortionists” では、ベジックは音楽で時間を測り、優しくうねるシンセのループの上でこう歌う。レーベルメイトの Dorothea Paas（U.S. Girls, Badge Epoque Ensemble）がバッキングボーカルを担当し、トラック中盤ではビートが吃音し、ダブルタイムで再構成され、ギターのストラムが曲をより高く、より浮き立ったギアに押し上げている。ベジックは、曲のつながりの中に安らぎを見いだしている。
「最初は時間についてのレコードを作っているつもりだった」とベジックは ‘Faster Than I Can Take’ について振り返っている。「現実と想像の100万もの瞬間が同時に存在しているのです」
