Birthmark – “Rodney”

American Football、LIES、Joan of Arc、Make BelieveなどのNate Kinsellaが、ソロ・プロジェクトBirthmarkの新作を発表。アルバム名は『Birth of Omni』で、1月19日にPolyvinylからリリースされます。プレスリリースによると、このアルバムは「隔離された山小屋とニューヨークのアートスペースPioneer Worksでの一連のレジデンスで」制作されたもので、ASMRリーディング、サンプリングされたヴォイスメール、そしてArone Dyer(Buke and Gass)、Greg Fox(ex-Liturgy, Uniformなど)、Jeff Tobias(Sunwatchers, Modern Nature)、Spacebombクルーなどが参加。Shudder To ThinkのCraig Wedrenがバッキング・ヴォーカルを務めるリード・シングル “Rodney”は、既婚者であり新たに父親となったNateが、自身のセクシュアリティの本質を探求することにインスパイアされたオーケストラル・ポップ・チューン。

『Birth of Omni』の制作に携わりながら、キンセラは自分自身のセクシュアリティを見つめ直し、40年間きちんと着こなそうとしてきた男性らしさという社会的な拘束衣に、自分は決してなじめないということを受け入れました。家庭を持ち、中年にさしかかった今、自分が誰かのストレートな夫以上の存在であることを認めることができるのか?彼はそれに対処できるのか?ゴージャスで衝動的な “Rodney”は、曲名にもなっている愛人候補への欲望を歌ったもの。Shudder to ThinkのCraig Wedrenがヴォーカルでキンセラをサポート。”Rodney” の中でキンセラは、「私たちは愛する人のために選択をする」

この曲について、キンセラはこう語っています。「そして、この楽しい曲が頭に浮かんだ。私はいつもストレート寄りだと感じてきたけど、自分がどう感じるかには文脈や人が大きく影響することにも気づいた」

Ben Wietmarschen監督(Funny Or Die、The Tonight Show)のビデオ付き。

Posted on 11/17/2023