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オークランドからロンドンへと響き合う、4人の親密な絆が生んだタイムレスなアメリカーナ

カリフォルニア州オークランドで結成された Mildred は、ロンドンの Brixton Windmill や Shacklewell Arms といった重要拠点で公演を行うなど、イギリスの音楽シーンとも深い繋がりを持っています。初期のEP『mild』と『red』で見せた創造性の加速と結束力は、バンドの確固たるビジョンとして結実し、4月24日に Memorials of Distinction と Dog Day Records からデビューアルバム『Fenceline』をリリースします。

先行シングル「Fish Sticks」は、上司との会話や職場の凡庸さといった日常から、帰宅して友人たちとフィッシュスティック(イギリスで言うフィッシュフィンガー)を食べる平穏な時間まで、2つの異なる世界の光景を描いた楽曲です。印象的なギターラインとハーモニーを備えたこの曲は、彼らのサウンドを象徴する一曲として、アルバムへの期待を高める仕上がりとなっています。

アルバム『Fenceline』は、古い友人やいとことの会話、崩れゆく住まいの埃、そして愛や神学者たちの著作をテーマにしており、タイトルの「境界線」が示すように「どちらでもあり、どちらでもない」中間的な空間を表現しています。日常生活の断片を詩的かつ中毒性のあるアメリカーナへと昇華させた本作は、彼らの親密な絆と独特の哲学が詰まったコレクションです。