バーゼルを拠点とするトリオ Malummí が、2026年3月発売のサードアルバム『Damaged By Their Silence』から、新曲「Echo」をリリースします。2024年の春、戦争に揺れる世界を目の当たりにした Larissa Rapold の無力感から生まれたこの曲は、混沌とした時代の中で共感と繋がりを求める、ダークで情熱的なオルタナティヴ・ロックのアンセムに仕上がっています。
本作は前作からの変容の期間を経て、痛みや社会的欲求不満といった「生の対峙」から、愛や和解といった「再構築」へと向かう物語を描いています。サウンド面では従来のギターサウンドに加え、初めてピアノを重要な要素として導入。Big Thief や Mitski といったアーティストの影響を感じさせる、親密な内省と爆発的なエネルギーが同居する壮大な音楽スケープを作り上げています。
「Echo」の核心にあるのは、冬に命を落とした鳥たちの歌声や宇宙の残響に思いを馳せる、深く沈み込むような瞑想のメッセージです。止まることのない鼓動のようなリズムに乗せて、Larissa Rapold の歌声は苦しみと希望の両方を運び、リスナーに他者を受け入れるための心の余白を促します。人生のサイクルと同じように、怒りと優しさの間を揺れ動く彼らの音楽は、今まさに聴かれるべきカタルシスを提供してくれます。

