ウィーンを拠点に活動するプロデューサーであり、303のマエストロでもあるTin Manが、5年以上ぶりにAcid TestにソロEPをリリース。 ロマンティックなアシッド・ヴァリエーションで構成されたこのEPは、ダンスフロアに忘れられない感動をもたらすこと間違いなし。
Tin Manは、20年近くにわたり、先進的なアシッド愛好家のためのペースを作り続けており、15回目のAcid Testへの出演では、初期のプロト・ハウスに雰囲気を戻し、音楽的要素を削ぎ落としながら、4つの完璧に作られたフィーリンググッド303のスライスで陶酔感を重ねています。
オープニング・トラックの”Hidden Acid”は、バウンシーなアシッドとモーターリックなドラムにストリングスが重なり、9分近くに渡って1991年頃のハウス・ミュージックのフィーリングを見事に表現しており、すでに長い間失われていた名曲のよう。”Swaying Acid”は、タムとコンガがメロディックなアシッドラインの土台を作り、あなたの心の糸を紡ぎます。
B Sideの”Running Acid”は、アウトバーンの高速レーンに最適化された、緩やかでスローフィルターなアシッドメルトダウン。”Wrapped Up Acid”はEPを締めくくるにふさわしく、テンポを落とし、卓越したローキー・イージー・ダンスのエクスカーションに仕上がっています。
‘Hidden Acid EP’では、Tin Manはよりヴィンテージな時代に戻ったようですが、エモーショナルなパワーは相変わらず強力です。 90年代の素朴さは、音楽的選択の背後にある信念に取って代わられ、心温まるヴァイブスにさらなる重みをもたらしています。これは、ダンスのために特別に強化され、アップグレードされた、これまでで最高の状態のアシッド。
