Thurnin – Útiseta

古いアイスランド語の ‘Útiseta’ は、野外で、おそらくは呪術的な目的のために重要な場所で座る習慣を意味する。Thurninの首謀者Jurre Timmerは、この無神的な行為を、自然と交わり、平和を見出し、内省と超越の時に精神的な知恵を得るための方法と解釈している。このオランダのアコースティック・ミュージックの子孫は、 ‘Útiseta’というタイトルの2ndフルアルバムと、アルバムと並行して詩集を制作するために、瞑想モードに何年も費やしてきた。デビュー・アルバム ‘Menhir’ からの自然な流れのように、ティマーは ‘Útiseta’でアコースティック・ギターにヴォーカルとフルートを加えている。THURNINは、リスナーを魔法のような不思議に満ちた異世界へと誘う夢やヴィジョンの世界と結びついているが、’Útiseta’では、より豊かなテクスチャーと、より成熟した温かみのあるサウンドを提供している。首謀者であり唯一のミュージシャンであるJurre Timmerによる謎めいたオランダのソロ・プロジェクトが、2021年にダーク・フォークのデビュー・アルバム ‘Menhir’ で登場したとき、THURNINについてはほとんど知られていなかった。THURNINの前に、ティマーは自身のデス・ドゥーム・プロジェクトI, FORLORNでアルバムをリリースしていた。また、ALGOS名義のプロジェクトでも2枚のアルバムと2枚のEPを制作している。オランダの都市アメルスフォールトに隣接するソエストにあるティマーの自宅スタジオから “Menhir” がリリースされると、このアルバムはYouTubeで瞬く間にヒットし、再生回数は100万回を超えた。そして今、THURNINが待ち望んでいた次のアルバム ‘Útiseta’が完成し、世界中を旅する準備が整った。古代の墳墓、聖なる井戸、森の木立などを探して、地面に座って新曲を聴こう。 ‘Útiseta’は、あなたに夢の世界から最も美しいヴィジョンを届けてくれるだろう。