The Stance Brothers – Duktus

ARTIST :
TITLE : Duktus
LABEL : We Records
RELEASE : 11/24/2023
GENRE : jazz,
LOCATION : Finland

TRACKLISTING :
1.Duktus
2.Again
3.King Cesar
4.Sao Paolo
5.Deeper Tones
6.Raw Diamond
7.Further East
8.Futuristic Earth
9.Denny’s Beauty
10.Dam Reyes
11.Attraction

フィンランド出身のドラマー/プロデューサー、Teppo “Teddy Rok” Mäkynenが、自身の別名義であるStance Brothersで再登場。Kenny DopeやGilles Petersonに賞賛されたMäkynenのスタジオ制作は、ここ数年7インチ・フォーマットで発表されてきました。そして今回、10年以上ぶりとなるフルLPをリリース。『Duktus』は、Bob James & CTIのようなクランチーなジャズ・ファンクが好きな人にとっては宝の山ですが、これはレトロな作品ではありません。Teddy Rokはあらゆる方向に前進し、彼のサウンドに常に新しい要素を取り入れることで、これまで以上に重層的で深みのあるサウンドに仕上がっています。同時に、クランチとブレイクは必要な時にそこにあるのです。

の基本的なコンセプトは、Teppo Mäkynenが様々な楽器編成や音楽的アイデアを実験するためのソロ・スタジオ・ビークルであること。このプロジェクトの記念すべきファースト・アルバム(2007年、Ricky-Tick Records)の後、The Stance Brothersはステージにも立ち、最近のヘルシンキ・シーンで最も愛されているライブ・バンドのひとつとなりました。10年以上の時を経て、ハードな7インチを次々とリリースしてきたThe Stance Brothersが、レコードとライブの両方で復活。

クランチーなドラムと透明感のあるヴィブラフォンのメロディーに支配されがちなスタンスの7インチ・サイドに対し、新作はシンセサイザーを多用した「ポストモダン」な領域へとサウンドを広げ、ミックステープのような形でそのスペースを確保。ファンクはそこにあるが、LPは7インチではないという事実にマッキネンは敏感で、アイデアはそれに応じて形づくられています。ゲスト・ボイスはミックスから浮かんでは消え、匿名で溶け込み、スタジオ運営の控えめな精神に忠実。