Stone Anthem – Between The Bliss

ARTIST :
TITLE : Between The Bliss
LABEL :
RELEASE : 6/23/2023
GENRE :
LOCATION : Coventry, UK

TRACKLISTING :
1.Becoming Nobody
2.Satellite Discovery
3.Gaia
4.When the Light Falls
5.Everything in Your Eyes
6.Through the Looking Glass
7.Waves Crash In
8.Polygon Landscape
9.Victorian Glasshouses
10.The Ballroom
11.The Grass Metropolis
12.Lapis Lazuli

Colin Morrisonが2023年5月、Archie Ingram/に話を聞いた。

CM:こんにちは、アーチー。お元気ですか?
AI:悪くないよ、週末の疲れがたまっているんだ!

CM:週末についてはまた後ほど。今どこにいらっしゃるのですか?
AI:今はコベントリーの家にいるよ。今日は学校の先生がストライキをやっていたから、家で勉強しているんだ。音楽的にも芸術的にも、できるだけ生産的な状態を保ちたいんだ。

CM:新しいアルバムのタイトルは『Between the Bliss』ですか?
AI:はい。このアルバムは新旧の曲をミックスして作られている。私がまだ13歳だった2021年までさかのぼるものもあれば、今16歳のものもある。アルバムは正弦波のような構造になっていて、ピークの頂点ではメロディアスでラウドで実験的、谷間ではスローでエモーショナル、時には瞑想的。様々な古いテープ・レコーダーやマシンを使い、現代のレコーディング技術とミックスすることで、デジタル感覚のアナログ・サウンドを作り出した。特に「When The Light Falls」と「Waves Crash In」は、私のライブのオープニングを飾る曲だ。Waves Crash In」はライブで演奏するのが楽しい曲で、海の音と波の音を象徴するように、エレクトロニクスのうねりを使って録音した。海面に降る雨のような合成音を作るために、110個のシンセ音をさまざまなミリ秒のディレイで重ねたんだ。この曲では、ライブでギターのフィードバックを使うことが多いんだ。ノイジーになるんだ!このアルバムは「Becoming Nobody」という曲から始まる。この名前は、ラム・ダスの人生と教えの核心的な弧を記録した映画から取ったものだ。彼は私の人生に特に影響を与えた人物だ。アルバムは「Lapis Lazuli」というタイトルの、感傷的で魅惑的なギターを基調とした曲で幕を閉じる。

このアルバムのレコーディングはとても大変だった。私は音を記録するためにかなり実験的なアプローチをしている。例えば、2分弱のトラック「The Ballroom」では、標準のカセットテープにピアノ曲を録音し、ケースのネジを外してスプライスし、昨年の夏の熱波の中、数日間窓辺に置いておいた。戻ってきてテープ・ループにつなぎ合わせて再生してみると、何の楽器か区別がつかないほど劣化していた。