Squirrel Flower – Planet EP

2019年にデビューアルバム ‘I Was Born Swimming’ をリリースして以来、Squirrel Flowerの創造力である Ella Williamsは揺るぎない上昇気流に乗り、感情の荒廃と爽快なコマンドに根ざした曲を作る技術を完成させてきました。Rolling Stone誌では「注目すべきアーティスト」として取り上げられ、Stereogum誌では「2020年のベスト・ニュー・バンド40」に選出され、Pitchfork、The Guardian、FADERなど数え切れないほどのメディアで取り上げられています。2枚目のアルバム ‘Planet (i)’ では、確固としたビジョンに支えられ、燃え盛る彗星のような声に後押しされて、想像できる限りのあらゆる形の災害へのラブレターとなっています。

自主制作された ‘Planet EP’ では、ウィリアムスの心に響く美しい声が前面に出ており、アコースティックギター、煌びやかなピアノ、シンセ、そしてウィリアムスがレコーディング中に耳にした街の環境音など、重厚かつミニマルな楽器が使用されています。ビョークの “Homogenic” をカバーした “unravel” では、ウィリアムズはリバーブとファズで象徴的なヴォーカル・メロディを強調しています。また、”ruby at dawn” （元々はPlanet (i)のセッションで録音されたもの）では、安定したオルガンの進行が、歌詞を引き立てるきらめくエフェクトと絡み合ったまばらなドラム・ビートで展開されています。この7曲入りのEPは、ウィリアムスがこの10年間で最も強力で多作なソングライターの一人であることを示す、親密な内容となっています。