Shards – Byrd Song

Byrd Songは、Shardsとその事実上のリーダーであるKieran Bruntによる8つの再創造作品で構成されています。

2023年のイギリス人作曲家バード没後400年を記念して、放送作家Elizabeth Alker（エリザベス・アルカー）がBBC Radio 3の番組「Unclassified」のラジオ特番のために、バードの一連の録音と再制作を依頼。オリジナル曲の断片にオートチューンと歪んだシンセを加え、遠くの壊れた風景を描いたもの。

この依頼を終えた後、ブラントは、自分の好奇心の赴くままに、作曲家としての彼に長い間インスピレーションを与えてきたバードの作曲を深く掘り下げました。学生時代からバードの曲を歌っていましたし、大学のチャペルの聖歌隊で3年間毎日歌い、勉強しながらもよく歌っていました。彼の音楽は、その美しさ、複雑さ、激しい感情によって、何世紀にもわたって歌い継がれてきました」。

William Byrdはプロテスタントのイギリスで敬虔なカトリック信者でした。「一音一音、一言一句が極めて重要な意味を持つという実感があります。

自身の演奏とエレクトロニクスを駆使して、バードの音楽に新たな命を吹き込む機会を得たブラントは、「彼の音楽に立ち返り、今自分の作曲に使っているツールを使って、その音楽と再びつながることは、とても楽しいことです。新しい音色やオートチューンのようなエフェクトの精度を用いて再構築することで、細部に光を当て、その複雑さに新たな光を当てることができればと思っています」。