ARTIST : Riki
TITLE : Gold
LABEL : Dais Records
RELEASE : 11/26/2021
GENRE : electronic, synthpop, newwave
LOCATION : Los Angeles, California
TRACKLISTING :
1.Lo
2.Marigold
3.Oil and Metal
4.It’s No Secret
5.Sonar
6.Last Summer
7.Viktor
8.Porque Te Vas
9.Florence and Selena
西海岸のニューロマンティック・アイコン Rikiが、完璧なシンセポップの2作目を発表しました。タイトルは、貴重な物質である “Gold” 。このアルバムは、象徴的な力、手放すこと、変化する心の領域といった概念にインスパイアされており、うっとりするようなメランコリアを大気のようにアンセミックにするという彼女の稀有な才能にさらに磨きをかけています。Telefon Tel Avivの共同設立者である Josh Eustisとのパサディナのスタジオでのセッションは、スムーズかつ実り多いものとなり、「静かな瞬間」に焦点を当て、レコードのパレットと声に磨きをかけていきました。近くにいた野生のオウムの群れが時折、カリフォルニアの夢を見ているようなムードを醸し出し、紫の夕日が深まるネオンの夜に溶け込んでいきます。
最もつかみどころのないポップスのように、Rikiのソングクラフトは、直接的であると同時に斜に構えており、ダイナミックであると同時に離れていて、独自の詩的な論理にしたがって、きらめくコーラスから楕円形のアウトロへと変化します。彼女は歌詞のミューズを「私の人生で起こっていることや、言いたくても言えなかったこと」と表現しています。Saâda Bonaire、Strawberry Switchblade、Bryan Ferry、Bananaramaなど、彼女が影響を受けた80年代のパンテオンを超えて、この夢の実現のためのサブカレントがメロディーに特異性と即時性を与えています。このアルバムは、2020年のデビュー作に比べてダンスフロア向けではありませんが、コレクションとしては、同様に刺激的でスタイリッシュ、そして精巧に作られています。ドラム・マシン、シーケンサー、フレットレス・ベース、グレイ・スカイ・ギター、サックス、FXなどを駆使した印象的なアレンジと、ワイドスクリーンでありながら傷ついたようなリキの特異な声が軸となり、つかの間の、そして永遠のエクスタシーに時を超えて憧れています。
