Rider/Horse – Feed ‘Em Salt

ARTIST : Rider/Horse
TITLE : Feed ‘Em Salt
LABEL : ever/never records
RELEASE : 11/18/2022
GENRE : artrock, noiserockexperimental,
LOCATION :

TRACKLISTING :
1.Florida Gasoline
2.Great Innings
3.Pretend You’re The Worker
4.Public Coward
5.Theme
6.Rotting Profits
7.You Lose Track
8.Sacred M
9.Tierra Wool
10.We Will Win Next Time

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外はどんだけひどいんだ?これは黙示録の時代なのでしょうか?それとも、私たちは熱湯の中の蛙で、終末の日はもうそこまで来ているのでしょうか?もしかしたら、ここは資本主義後期のサックシティなのかもしれません。現実がどうであれ、はこの不安と衰退の絶望的に見える時代に爽快なスコアを提供したのだ。

2作目となる ‘Feed ‘Em Salt’ では、Cory PlumpとChris Turcoのデュオが、デビュー作 ‘Select Trials’ を2021年の最高傑作のひとつにした、ブーミーなインダストリアルサウンドとクロームメッキのノイズのねじれた破片を届けている。しかし、’Feed ‘Em Salt’ はこのバンドを新しい美学の領域へと微妙に押しやり、を、2人が活動してきた他のバンド(Spray Paint, Trans Am, Les Say Favなど)とは異なる、独自の観点で侮れない存在としてさらに際立たせている。

‘Select Trials’ の氷のようなグラインドが核の冬の荒廃を横切る名もなき男を連想させたのに対し、’Feed ‘Em Salt’ は実験的マルチインストゥルメンタリストのZoots Houstonによるペダルスティールを加え、時折突然変異的なディスコリズムを取り入れ、Tracy PewがPhill Calvertのドラムセットに頭を突っ込んで以来最も滑らかなベースラインを奏でています。この作品に不吉な不協和音がないわけではない。しかし、もし「名もなき男」が、賞味期限切れのFour Lokosを燃料とし、廃墟となったCash for Goldで行われる熱狂的な夢の儀式ダンスに偶然出くわしたとしたらどうだろう?その時、その場にあったスピーカーシステムから “Rotting Profits” が聞こえてきたらどうだろう。音楽が正しければ、悪い時代でさえも良いものだ。キングストン最高峰バンザイ!