Pillow Queens – Name Your Sorrow

2016年に結成後、Pillow Queensは一連のシングルをリリースし、技術を磨き、ファースト・アルバム『In Waiting』（2020年）に向けて活動。その過程で、イギリスとアメリカのプレスから絶賛され、多くのライブがソールドアウトし、James Corden’s Late Late Showに出演。カナダのRoyal Mountain Recordsと契約した後、2022年に続くアルバム『Leave the Light On』をリリースし、オースティンのSXSWでの公演やグラスゴーでのフィービー・ブリジャーズのサポートなど、イギリス、アメリカ、ヨーロッパを幅広くツアー。

3年間で3枚のアルバムを制作したことは、彼らの仕事に対する熱心さを示しており、新作『Name Your Sorrow』では厳しいスケジュールを敢行。彼らは毎日9時から5時まで、窓のないダブリンの部屋に集まり、ただ演奏し、楽器を交換し、実験しました。そこから、アイルランドの大西洋沿岸に位置するクレア州の田園地帯の隠れ家に移り、さらに没頭。サウンドとトーンの明らかな変化は、boygenius、Lucy Dacus、Illuminati Hottiesをプロデュースしたナッシュビルのコリン・パストーレという新しいプロデューサーと仕事をした結果かもしれない」。バンドはニューリーにあるアナログ・カタログ・スタジオに3週間滞在。

新たな実験、心のこもった歌詞、そして静寂とラウドを行き来するサウンドを組み合わせた結果、一種のカタルシスを提供。破片の中から希望のかけらを探し出すような。これまでバンドは、新曲をライブで試聴し、観客に聴かせ、その反応を見て作り直してきました。今回はそれをしなかったのは、曲がすでに完全な形になっていると感じたから。バンドはまた、曲が “ピロークイーンズの曲 “に聴こえるかどうかを疑うというプロセスを学ばなければなりませんでした。前2作とのリンクは確かにありますが、『Name Your Sorrow』は別の方向への勝利の一歩のように感じます。