Pierce Warnecke – Sonopeutic Smooth Sailing

ARTIST :
TITLE : Sonopeutic Smooth Sailing
LABEL :
RELEASE : 2/29/2024
GENRE : ,
LOCATION : Germany

TRACKLISTING :
1.A Quickie in the Bouncy House
2.I Like Ikea
3.Wonka’s Whippets
4.Cold Blow
5.A Mind Map of Failures
6.Fibi Not From Friends
7.Gridless Room Divisions
8.Boom and Doom
9.Reach Back to Your Best Possible Future
10.Smeared Smile
11.Regurgitating Televised Imagery
12.Just a Technicality

「Sonopeutic Smooth Sailing」は、極端な音響操作による半真面目な自己啓発の瞑想。このアルバムを構成する12曲のプラスティックでコンクレイトなドリーム/メアスケープは、水増しされた営利目的のタナトセラピーであり、ニューエイジのイメージがクローネンバーグ的な突然変異に堕落する境界線を探求し、カオスで予測不可能なサウンド・エクスペリメントを吐き出します。
ここにある音楽は高度に処理され、オリジナルの808/909ドラム、シンプルなモジュラー・シンセ、基本的なジェネレイティブ・マックス・パッチのアーチファクトがわずかに残っているだけです。すべてをマッシュアップすることで、AIのオーディオ・データセットの中に不運にも入ってしまった場合に、そのデータセットに一石を投じるようなエレクトロニック・ミュージックを作り上げました。
これらのトラックはすべてライブで演奏され、いくつかの編集が加えられていますが、コーディングや制作からではなく、人間の意思決定から生まれています。リズミカルなパートは、フリージャズのドラミングのような開放感があり、ガイソン流のカットアップ編集で制作されています。
その結果、潜在的な遊び心はあるものの、何度も繰り返し聴くほど簡単なものではありません。そのため、スロッビング・グリッスルの「20 Jazz Funk Greats」というアルバム・タイトルとジャケットにインスパイアされた、音楽そのものとは相反するネーミングを採用。したがって、このアルバムは、リスナーが音の力によって忍耐力と注意力を養う訓練をするための、失敗した自己啓発プログラムの一部であるかのように聴くことができます。