ARTIST : Peter Brewis
TITLE : Blowdry Colossus
LABEL : Daylight Saving Records
RELEASE : 10/6/2023
GENRE : electronic, synth, library
LOCATION : Sunderland, UK
TRACKLISTING :
1.Drumeoscene
2.Lemoncadabra
3.Blowdry Colossus
4.Second Hand Slow
5.Warm Wind
6.Generation Dial Up
7.Dog Bark Dark
8.Smith Made Up
9.Panda Tonic
‘Blowdry Colossus’は、10月6日にリリースされるField MusicのPeter Brewisの新しいソロLP。
このアルバムは、2008年の「The Week That Was」以来となるピーターのソロ・ベンチャーであり、Paul Smith（2014年の「Frozen By Sight」）とSarah Hayes（2019年の「You Tell Me」）とのコラボレーション・アルバムに続くもの。このアルバムはサンダーランドのField Musicスタジオで昨年レコーディングされ、ピーターの弟David、Sarah Hayes、ピーターの息子Alexanderが参加。
ほとんどがインストゥルメンタルのこのアルバムは、Yellow Magic Orchestraの物知りなエキゾチカ、Thelonious Monkの訝しげな曲調、Penguin Cafe Orchestraの牧歌的な抽象画からヒントを得たもの。また、8ビットのゲーム・サウンドトラックのようなハイパーアクティブなフィズもほんの少し。そして、70年代半ばから後半にかけてのKraftwerkのレコードのように、これはダンス・ミュージックというよりはアート・ミュージックとしてのシンセサイザー音楽。しかし、クラフトワークがシューベルトの純粋なメロディーを冷ややかな形式美で表現したのに対し、’Blowdry Colossus’では、ピーターは同じようにメロディーを高揚させ、リズムに工夫を凝らしながら、ある種の遊び心に満ちたカオスに落とし込んでいます。
ピーター曰く、「私は音楽に焦点を当てた作品を作りたかったんです。メロディー、ハーモニー、サウンド、構造など」
