One Million Eyes – Iris

2021年発表のデビュー・アルバム「Brama」に続く、待望のセカンド・アルバム「Iris」。

このアルバムのインスピレーションは、目の虹彩という力強いシンボルから生まれました。光の流入をコントロールする虹彩は、「最も暗い時でも光を取り込む」というデュオのアルバムに込めた使命を映し出しています。パオロとルチアーノは、自分たちの音楽における野心（とその結果としての不完全さ）を、虹彩の中に見られる不完全ながらもユニークな色彩の配列になぞらえ、時に形容しがたい自分たちのアプローチに新たな洞察を与えようと試みています。

アルバムの大半をライヴ・レコーディングした「Iris」は、何年も前にテンペルホーフの名で生まれたOne Million Eyesサウンドの洗練された進化を示すもの。声の断片、アコースティック・ギター・ライン、ドラム・ビートといったオーガニックなサウンド・エレメントを作曲の最前線に取り入れ、彼らの膨大な数のアナログ・シンセサイザーが再び深みと温かみを加え、パオロとルチアーノが “マントラ、音量と強度の上昇と下降 “と表現する、荘厳で催眠術のような円形のモチーフを生み出しています。