ARTIST : Oberman Knocks
TITLE : Rhemunvhurse Optikonn
LABEL : Detroit Underground
RELEASE : 12/6/2023
GENRE : IDM
LOCATION :
TRACKLISTING :
1.Comtexkreer
2.Nerf Sans Meer
3.Hicklam Phormer Gains
4.Skabeleplex Rhea
5.Khronulocque
6.Monnskort’s Aggrevated Manor
アルバム『Conder-Rhyptik』(2022年)に続き、Oberman KnocksはCompany Philip Connaughtonと共同で、Once Off Productionsの新作コンテンポラリーダンス作品『Trojans』の制作を開始。
このプロジェクトに取り組むにあたり、ノックスはいつものワークスペースから物理的に離れただけでなく、精神的にも離れました。
『Trojans』の制作過程では、振付家、ダンサー、ノックスの間で対話と意見交換が行われ、作品の物語とともに、空間の中に音の「オブジェクト」を構築するのではなく、パフォーマーの動きや身体性と共鳴するような、これまでとは異なる音の制作方法が促されました。
7人の国際的なアーティストによって上演された『Trojans』は、古くて広い倉庫で上演されました。四角い「ステージ」の両側は一列の客席で区切られ、さらに4つの吊り下げられたビデオ・スクリーンに縁取られ、その周囲を囲む暗い空虚な空間から発せられる照明と音響に包まれました。
ロンドンに戻ったノックスは、現実であれ想像であれ、同じような空間でサウンドを創り、参加者の動きも振り付けや複雑なタイミングではなく、個人としても集団としても、演奏されることを前提に作られたトラックに対してより反応的で自発的なものにしたいという熱意に満ちていました。
『Rhemunvhurse Optikonn』は、そうしたプロンプトの結果生まれた6曲入りEP。ビートはより構造化され、エネルギーレベルは上昇。そして、よりグリッドに忠実でありながら、彼の特徴であるオフキルターなサウンドとヴォーカルのつぶやきは健在。