Mr Beatnick and Richard Greenan – Coasty

ARTIST : Mr Beatnick and
TITLE : Coasty
LABEL :
RELEASE : 10/20/2023
GENRE : ,
LOCATION : London, UK

TRACKLISTING :
1.Goodnight Mush
2.Superb Crafty Garden
3.Harbour Arms
4.Bellows of the Earth
5.Sad Brasstard
6.Bronze Pears
7.To Sea is to Be
8.How to Draw Roger

Mr.Beatnickとのデビュー・フル・レングス・コラボレーション、”Coasty”。NTS Radioでの双子のレジデンスをきっかけに一緒になった二人は、プロデューサー、DJ、そしてMythsteryとのレーベル・ヘッドとして、過去10年間それぞれのシーンで異なる道を歩んできました。

Mr Beatnickのサウンドはハウスとヒップホップのウージーな境界を行き来し、Richard Greenanはアンビエント、テクスチャー実験とアヴァンギャルドの隙間に居を構えています。ヴァイオリン、ハープ、ギター、サクソフォンがパーカッションとパンチの効いたメロディックなベースによって鋸歯状に切り裂かれ、これらのアプローチが思いがけない形で合体しています。

このアルバムは、2人がマーゲイトに滞在している間にレコーディングされた楽曲が多く、トーストされ、どんどん横に傾いていく週末を記録したもの。カスケードするようなシンセサイザー(「Goodnight Mush」)と断片的なアコースティック・ステッパー(「Superb Crafty Gardens」)のオープニングは、Devoとピート・ロックが汚れたフライパンでトーストを焼くようなイメージ。サイドAのポップ・センスは、bbスウェイによる清楚なゲスト・ヴォーカルが印象的な、明晰なストリングスを多用した「Harbour Arms」でピークに。

その後、まるでキレたビーバーたちの作品のように、かなり奇妙な展開に。ミディ・スワンプ・ホップの “Bellows of the Earth “から、テクノ・ファンク調の “Bronze Pears “まで、お馴染みの構成が横方向に発酵。「ロジャーの描き方」ではマグマのようなクレジット・ロールがあり、太陽の紫色の黄身がスローモーションで琥珀色のホップの海に沈んでいきます。