「台湾の台中を拠点に活動する台湾系キウイ人のプロデューサー、サウンド・アーティスト、イベント・キュレーター。私の音楽の多くは、ファウンド・サウンド、アドホック・パーカッション、不規則な拍子、サンプルとフィールド・レコーディングのレイヤーで表現される無調音性を中心に形成されています。
このデビューEPは、ソロ・アーティストとしてエレクトロニック・ミュージックをプロデュースするようになってから5年以上に渡って温めてきたアイデアの集大成です。それ以前は、現代クラシックの作曲をしたり、ガムランを勉強したり、パンクや即興バンドで演奏したり、メタルを聴きすぎたりしていました。これらすべての経験と音のテクスチャーを融合させようとすることは、永遠に成長し続けるプロセスであり、この1つのプロジェクトの開発に専念するための規律の1つです。このリリースは、私がこれまで集めてきたものを示すものだと感じています。
サウンド的には、私の大部分は非西洋的な音色、リズム、調性に惹かれています。それは自分の文化的アイデンティティを意識的に音楽に吹き込むためではなく、ニュージーランドに移住してからぼんやりしてしまった台湾の不協和音のサウンドスケープから受けた印象です。それに、単純にサウンドがカッコイイと思っただけです。このEPのパーカッシブな音の多くは、鍋やフライパンを叩いて作ったものです。
このEPのリミックスでは、長年の友人で素晴らしいアーティストのMong Tongと晟⏆SHENGと一緒に仕事ができて本当に感謝しています。
私のデビュー作を世に送り出してくれたYUKUに感謝します」
– Moxina
