Million Square – Arcade EP

ロンドンを拠点に活動するMax Luthert（エレクトロニクス）とDuncan Eagles（サックス）のエレクトロ・アコースティック・デュオ、Million Squareが、Lo RecordingsからリリースしたデビューEPの続編を2024年4月19日にリリース。

ジャイルズ・バレットがレコーディングとミックスを手がけた「Arcade」EPは、即興とビート主導の美学が交錯する、彫刻のようなジャズ・グリッチの新曲6曲を収録。

「このEPでは、モジュラー・システムをサウンドの中心に据えながら、よりダークでアグレッシブなアプローチをとっています。前のEPでやっていたことを、さらにハードに押し進めた感じです。”

Autechre、Craig Taborn、Richard Devine、Marcus Strickland、Logan Richardson、John Coltraneから影響を受けたデュオは、2018年にデビューEP「Between Suns」をリリースし、Shabaka Hutchings、Bill Laurance、Melt Yourself Down、Nubya Garcia、Moses Boydらと共演。

デュオはデビュー作に続き、2020年に「Spirit Bloom」と「Seeps A Light」を発表。そして、バンドにとって新たなアプローチとなったLo Recordingsからのデビュー作「Fantasy Grounds」。これまでのEPとは異なり、すべての音源をモジュラー・システムとサックスだけでライブ・レコーディング。これにより、音楽により生々しい感触が生まれ、これは最新作である「Arcade」EPでも継続されています。

「Duncan EaglesとMax Luthertは、高温の回路基板を脈打つ電流のように、ビートとブリップの連動した枠組みを構築している」- The Wire