意識の最果てから、Mengo Tのレコードを構成する4枚のポストカードがやってきた。
4つのトラックは、人を寄せ付けない深遠な土地への侵入を物語っている。
そこからイメージは、断片的なヴィジョン、妄想、逆説的な寂寥感や陶酔感、歌詞の言葉やラップだけが呼び覚ますことのできる遠い記憶のように濃密なサウンドという形で戻ってくる。しかし、知覚の海を航海するためには、危険を承知していなければならない。なぜなら、道を見失うことは決して楽しいことではないからだ。訓練された旅の仲間が必要なのだ。道に迷い、浮上しなければならないときはなおさらである。
そのためにMengo Tは、サイケ・ロック・プロジェクトBodahの元ソウルである友人マルコ・メレダンドリを呼び寄せた。この点でも異常なラップ・レコードのインストゥルメンタル・セクションを担当するのは彼である。