Men Seni Suyemin – BELIEVE

ARTIST : Men Seni Suyemin
TITLE : BELIEVE
LABEL :
RELEASE : 6/7/2024
GENRE : ,
LOCATION : Almaty, Kazakhstan

TRACKLISTING :
1.Akshulan’s Intro
2.Believe
3.Dark Waves
4.A Dream
5.Demal
6.Demons
7.V Paradnyh Tvoih
8.Dance Is Life
9.14 October
10.Waiting For The New Year
11.Konets Filma

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人生は生まれたその日から、ほろ苦いシンフォニー。死の必然性は生の素晴らしさに対抗し、光と闇は同じスペクトルに存在し、対立しながらも調和しています。Men Seni Suyeminのデビュー・アルバム『BELIEVE』では、人生の多様性を体現するアーティストの音楽が、楽観主義と希望を提供すると同時に、私たちの存在の影の側面も認めています。

カザフスタンのアーティスト、Minona Volandovaの別名であるMen Seni Suyeminは、彼女の母国語で「愛している」という意味。これは亡き親族の思い出を称えるものであると同時に、恐怖ではなく愛に突き動かされることで、意味のある創造性とつながりを生み出す強力な触媒となるという、強い意思表示でもあります。

彼女の形成期において、Minonaはインディーズ・アクト、特にDamon AlbarnとBlurに憧れていました。多様なアーティストとつながり、その卓越した才能を多彩なプロジェクトのカタログに注ぎ込むデイモンの能力は、特にインスピレーションを与えてくれました。音楽は普遍的な表現手段であり、互いに関係し合う手段であるという考え方は、ミノナの創作活動の中心をなすものです。『BELIEVE』では、ポストロックとエレクトロニカの境界線を行き来する音楽のコレクションに彼女の考えや感情を注ぎ込み、これまでのリリース以上にヴォーカル、詩、歌詞を活用。『BELIEVE』という名前が示すように、リスナーにポジティブな気持ちを植え付けることを意図しています。「人生を肯定するような曲で、リスナーの1日がより明るく、より元気になるような曲です」と彼女。その一方で、音楽にはセラピー的な側面もあります。「どの曲も、あなたの人生のある瞬間に寄り添いたいと思っています。

全11曲の中で、Minonaはクラシックのトレーニングを受けたギターにペダル・エフェクト、ZOIAモジュラー・シンセ、メロディカの要素を組み合わせ、変化に富みながらもまとまりのある作品を作曲。愛、優しさ、前向きな精神的態度といったテーマがアルバムの一部にインスピレーションを与えており、その他にも転居、世界の厄介な出来事、破壊的な人間関係、新年の到来に伴う喜びの期待などがテーマとなっています。アルバムのオープニング・トラックには、Minonaの愛猫Akshulan(通称Juisya)がカメオ出演。

また、「V Paradnyh Tvoih」は、ロシアのウクライナ戦争によりサンクトペテルブルクを離れざるを得なくなったミノナの苦い詩からインスピレーションを得て書かれたもの。他にも、喜び、動き、生命を生き生きとしたサウンドで表現した「Dance Is Life」は、「踊れば世界は良くなる」と力強く宣言。そして、自分自身とのつながりを取り戻し、インスピレーションを得るためのチャンネルとして軽視されがちなリラクゼーションへのMinonaの頌歌「Demal」。このアルバムを通して、リスナーは人生の豊かな経験のシケインを、心からの熱意と感動的な感情の深みで織り成す航海へと誘われます。魅惑的なリズム構成、温かみのあるヴォーカル、愉快なメロディーと相まって、『BELIEVE』はMinonaが意図したとおりの理想的なサウンド・コンパニオンとなっています。

頭上を流れる雲を眺めながらアイスクリームを食べたり、電車の窓から外を眺めたり。希望と優しさにまつわるMinona自身の哲学に支えられ、彼女の人生経験の影響によって力づけられた『BELIEVE』は、彼女の溺愛する猫の愛と同じくらい純粋な意思を持つアーティストを象徴する、安らぎと感動の作品集。