Marie Davidson – Y​.​A​.​A​.​M.

グラミー賞にノミネートされたMarie Davidsonが、SoulwaxのDEEWEEインプリントから初めてリリースした「Y.A.A.M.」は、長年のコラボレーターであるPierre Guerineauによってプロデュースされ、音楽業界におけるパワー・ダイナミクスに対するカタルシスを表現している。原曲の生々しさは、4月3日にリリースされたデイヴィッドソンのアンセム「Work it」を手掛けたソウルワックスによる新バージョンによって補完されている。

「”アーティストになるためには、時には最も居心地の悪い場所に行くことも厭わないことだ”とどこかで読んだことがある。約1年前、音楽制作のビジネス面に関する非常に慇懃なメールを受け取った後、私はその言葉や、送られてきたばかりの全体的に傲慢なトーンについてどう感じたかを書き留める機会を得た。

すぐに、今まで見たこともないような言葉が指から画面へと流れ、ちょっと楽しすぎる自分に気づいた。すべての文章は簡潔で、無理なく韻を踏んでいた。やがて私は、自分が書いているのは歌なのだと気づいた。

音楽は純粋なカタルシス行為として作られ、最も簡潔な方法で物事をありのままに伝える練習だった。Y.A.A.M.は、ブランディングと取引関係で繁栄する世界で、情熱と信憑性をもって生きることの証だ。私はこの曲を書くことに大きな喜びを感じた。この作品を分かち合う時が来た今、私はただ、この作品が他の人たちに、不遜なまでにありのままの自分でいることを促すことができればと願っている。悪口は気にしないで、心からの言葉だから。愛をこめて、マリー」- Marie Davidson