中国系ドイツ人のLIA LIAが最新アルバムのタイトル・トラック “Angst” を発表、パンク・スピリットと気まぐれなボーカルでネガティブな感情を狙い撃ち
ベルリンを拠点に活動するアーティストLIA LIAは、最新シングル “Angst” でネガティブな感情に宣戦布告。「”Angst” は、不安、憂鬱、病気に対する大きなファックユーよ。「私は疲れています。悲しいのはもうたくさん。私はただ楽しみたいだけなの!」
たしかに、LIA LIAのサウンドには、最も心を揺さぶるものであっても、楽しさが大きな役割を果たしています。彼女の曲はまるでおとぎ話のようで、ハッピーエンドと不気味な展開が混在しています。昨年の “I’m a Moth!” 偽物の自分より、悪意を持たれた方がマシ。
“Angst”は、ジャンルをピック・アンド・ミックスするようなアティチュードで、内省的なサウンドを継続。 幽玄なヴォーカルと不吉なベースライン。”All The Things She Said”のリブートを想像してください。まるでLIA LIAの内なる声が分裂し、言語さえ定まらないかのように。
このシングルは彼女の新しいEPのタイトル曲で、彼女のアイデンティティの様々な継ぎ目を解きほぐす長期的な探求の一環。ドイツ人の母と中国人の父のもとで育ったLIA LIAは、幼少期の大半をさまざまな都市を流浪しながら過ごし、東京に滞在するまでは特に自分の居場所を感じることはなかった。ベビードール・ドレス、アニメ、サブカルチャーへの愛が、彼女の芸術的ビジョンを解き放ちました。