Kristen Roos – Universal Synthesizer Interface Vol II

2019年、バンクーバーのアーティスト、Kristen Roosは、ローリー・スピーゲルの「Music Mouse」のコモドール・アミーガ版が入ったフロッピーディスクがeBayで売りに出されているのを見つけた。好奇心旺盛な彼はこの商品に入札し、数ドルで落札した。調べてみると、そのインターフェースのシンプルで直感的な性質は、特に現代のDAWの「メニューの中にメニューがある」ような緻密なデザインと比較して、彼にとって魅力的であり、彼はすぐにこの音楽ソフトウェア開発の「最初の波」の他のプログラムを探し始めた。

年以上にわたる研究、実験、創作（しばしばソフトウェア制作者自身との直接のやり取りを含む）の成果である「Universal Synthesizer Interface」は、アルゴリズミック音楽制作のこの初期の時代に対するルースのオマージュである。

Vol.Iでは、Midi Drawの繊細に展開する美しさからInteractive Phraseの波打つようなパルスまで、様々なヴィンテージ・ソフトウェアを紹介している。

オリジナルはHotham Soundからリリースされたカセット・バージョン。