Joseph Allred – New Jerusalem

ARTIST :
TITLE : New Jerusalem
LABEL :
RELEASE : 10/27/2023
GENRE : ,
LOCATION : Crawford, Tennessee

TRACKLISTING :
1.New Jerusalem (What Is and Was and Will Ever Be)
2.Their Tears Become Pearls
3.Gathering Flowers for the Master’s Bouquet
4.A Grain of Wheat
5.What Strange Flowers Grow Here
6.The Orchard
7.Reprise (a Vision)
8.Wine Song

は、の最新作『New Jerusalem』のリリースを発表します。

Joseph Allredは、これまで何枚のアルバムをリリースしてきたかは定かではありません。コラボレーションやデジタルのみ、スプリット・リリースを除けば、22枚程度だと思われます。そのほとんどが、アパラチアの伝承、神秘的な精神性、ギター・ソリへの愛、Robbie Bashoへの敬愛に根ざしたもの。New Jerusalem』も例外ではありませんが、このアルバムでオールレッドはこれらの要素を再文脈化し、壮大な形で表現しています。

サウンド的には、『New Jerusalem』は、アッレッドの普段の繊細なミニマリズムとは対照的な、幅広く充実した体験。アッレッドが全曲を作曲し、全楽器を演奏するという、大規模なアンサンブルのようなサウンド。New Jerusalemには、Labradford、Current 93、Dead Can Danceを彷彿とさせるポストロック的な雰囲気があり、Hawkwindのよりサイケデリックなフォーク/ポップ/ファンタジー的な瞬間も感じられます。オールレッドのギターが前面に出ているわけではありません。彼らの作曲への親和性と様々な楽器の才能が発揮されているのです。それは大胆で衝撃的な変化であり、より頭脳的で、聴くたびに新たな層が見えてくるもの。

アッレッドの神学とスピリチュアリティへの関心は、常に彼らの歌詞に織り込まれ、ステージ上での対話の常となっています。New Jerusalem』では、単にストーリーテリングの伝統に参加するだけでなく、より直接的な方法でリスナーにアプローチし、哲学的な対話の練習のようなものを行いたいと考えています。アッレッドの言葉を借りれば、「この作品に書かれている言葉に注意を払い、不快になりかねないテーマを探求する私と誠実に向き合ってほしいのです。宗教は私たちの多くを不快にさせますが、それは私にとっての永遠のテーマのようです」。