James Jonathan Clancy – Sprecato

ARTIST :
TITLE : Sprecato
LABEL :
RELEASE : 2/2/2024
GENRE : , ,
LOCATION : Bologna, Italy

TRACKLISTING :
1.Castle Night
2.I Want You
3.Precipice
4.Black & White
5.A Worship Deal
6.Milk Of Dreams
7.Fortunate
8.Had It All
9.To Be Me
10.Out And Alive
11.Immense Immense Wild

の創設者である(イタリア/カナダ)の7年ぶりとなるアルバムで、His Clancyness(Fat Cat、Maple Death)、Brutal Birthday(Total Punk、Improved Sequence)に続く彼の本名名義でのファースト・アルバム。これらのプロジェクトからこの最新作「Sprecato」までの間、クランシーは自身のヴィジョンを洗練させ、磨き上げてきました。宇宙的な一匹狼のフォーク、プロト・アンビエント・ミュージック、そしてイタリアのヴィンテージ・サウンドトラック・ミュージックの壮大で複雑にアレンジされた世界との隔たりを埋める、新しいタイプのシンガー・ソングライター・アルバムを創り出すために、多くの異質な影響から着実かつ注意深く引き出されています。Sprecato」のためにクランシーは、Stefano Pilia(共同プロデューサー/ギター/モジュラー/シンセ/ベース)、Andrea Belfi(ドラムス)、Enrico Gabrielli(フルート/PJ Harvey/Calibro 35)、Francesca Bono(ピアノ/Bono/Burattini)など、国境を越えた著名なゲスト共演者を集めました。 H. Guraj)、Andrea De Franco(シンセ、Fera)、Kyle Knapp(サックス、Cindy Lee/Deliluh)。

ロンドンとボローニャの間で作曲とレコーディングが行われたこのアルバムの最初のきっかけは、先見の明のあるイタリアのコミック・アーティスト、ミケランジェロ・セトラの長編作品「Gli Sprecati」(Canicola Edizioni)。セトラの黙示録的牧歌主義に近いものがレコードを貫いており、クランシーのテーマが元々蒔いた種を超えて成長しているようにさえ感じられます。大地から掘り出されたかのようなドラム・マシンとデチューンされたピアノやギター。バンドはゆったりとしていて壮大であり、特にライブのドラミングにはペンタングルのテリー・コックスの影が見え隠れ。これらのサウンドは、夕暮れから夜明け前にかけてのもので、非常にエレメンタルで、時間が歪んでおり、木に這い上がる苔や月明かりの野原でホバリングするホタルのよう。