Glas – Kisses Like Feathers

Lisbet Fritze（リスベット・フリッツェ）とLouise Foo（ルイーズ・フー）は、ポップ・ノワールの旗手Giana Factoryの3分の2を務め、人生の半分を芸術の軌跡を共有してきました。Glasとして、このデュオは人生の大きな変化に根ざした日常的な観察をパッチワークのように明らかにしています。その音楽は、ドゥーミーなドラマとクールに演じることの境界線を行き来しながら、バランスの探求を伝えている。Glasを世界が初めて知ったのは2023年9月。母性への不確かな旅路の感情とはかなさをとらえたこの曲は、サビで “I’ve never been here before “と告白する前に、ウージーなポップからフルフローのパワー・グルーヴへと移行。10曲入り、セルフ・プロデュースのデビュー作『Kisses Like Feathers』は、ハンブルクのhfn musicから2024年3月に世界リリース予定。作詞、ヴォーカル、楽器はすべてグラスが担当し、彼らのスタジオでレコーディング。アルバムのミキシングはAnders Trentemøllerが、アートワークはBrunswicker studioが担当。リスベットは、スタジオでもステージでも、ヴォーカルとギターの才能をTrentemøllerに提供。ルイーズは、姉でザ・レイヴォネッツのシャリン・フーとともに、アヴァン・ポップ・プロジェクトSØSTRで没入型音楽を探求。リスベットのもうひとつの人生は建築デザイン。ルイーズはビジュアル・アートの文脈でサウンド・インスタレーションを手がけています。この2人の音楽的アイデアは、新しく結成されたGlasの中で一貫性を見出しています。北欧の二面性を体現する「Kisses Like Feathers」。時にダークで、時に開放的なエスプリ。ある曲はクラブのサウンドシステムにぴったり。また、ヘッドフォンで聴くような親密なひとときにふさわしい曲も。リスベットとルイーズの調和のとれたヴォーカルがアルバム全体に共通している一方で、アコースティック、エレクトリック、エレクトロニックな楽器が織り成す音楽。ローファイ・ピアノとアコースティック・ギターは、豊かなシンセティック・オーケストレーションと相互空間を共有。疾走感のあるモダンなリズムとフォーク・アレンジが、しばしば同じ曲でフィーチャーされます。これらの要素やその他多くの要素が、2人の賛美歌を支えているのです。Glasは、リスベット・フリッツェとルイーズ・フーの2人の個性を分け隔てなく、かつ透明で、互いの感情を完全にさらけ出すことができる作品。