Fybe:one – Refuge EP

サウスロンドンを拠点に活動するプロデューサー、DJ、イラストレーター、グラフィックデザイナーのFybe:oneが、UKラップ中心のEP『Refuge』をリリース。MUSHKILLA、NuphZed、Don Rattrayとの新たなコラボレーションをフィーチャーした4曲からなるこのプロジェクトの最後を飾るのは、彼のアルバム『This Is Ours』からの “Refuge feat. Breezy Lee “で締めくくられています。

Fybe:Oneは実験的なプロデューサーとして、”This Is Ours “のシャッフル・ソウルからメロウなUKラップまで難なく移行。Fybe:Oneのビートは、彼の特徴である、聴く者を引き込む奥行き感溢れるクリーンで明瞭度の高いミックスに支えられています。このEPは、「This Is Ours」の続編的な役割を果たしており、監禁規制が解除された後、自分が持っているもの、「家、環境、人々、そして興味」への新たな感謝に焦点を当てたもの。Fybe:Oneは、前作から発展したサウンドを反映し、自由なMCで「より夜っぽい」アットホームなアートワークの中に快適さと安全性を表現。

ブリストル出身でロンドンを拠点に活動する言葉の魔術師Mushkillaは、独特の低い声とムーディーなフロウで、アンダーグラウンドなUKラップ・ヒーター「Get The Work In」に飛び入り参加。Fybe:Oneのラウンジ・ホップ風のヒップホップは、「ネガティブなエネルギー」に振り回されないよう注意喚起する小悪魔的な詩と好相性。Cooling Down」は、「This is Ours」の「Lovin Me」の延長線上にあるインストゥルメンタルで、スローなハウス・テンポを継続。Yogocop RecordsのNuphZedは、「ロックダウンがいかに大変だったか、そして音楽を通して見つけたささやかな喜び」を歌い、テンポをキープ。ロンドン、ブリクストン出身のドン・ラトレイは、ハードな “Hydro “で言葉遊びを披露。この生々しく、重苦しいパフォーマンスは、ラッパーの哲学と呼応するもので、「僕は主に自分を表現し、発散し、自分の考えを整理するために音楽を作るんだ」と彼は語り、「僕はまずイスラム教徒で、次に父親で、その次にミュージシャンなんだ」と付け加えている。Fybe:Oneは「彼女の声はとても雰囲気のあるサウンドで、フルートを基調とした深いサウンドに合うと思ったんだ」とコメント。

実験的なプロダクションの集大成であり、Liam Bailey、Georgia Blackwell、Katey Brooks、Breezy Leeといった多彩なヴォーカルを讃えた、Fybe:OneのTru Thoughtsでの初のフルアルバム「This Is Ours」に続くリリース。