Frog – GROG

ARTIST :
TITLE : GROG
LABEL :
RELEASE : 11/17/2023
GENRE : ,
LOCATION : New York, New York

TRACKLISTING :
1.Grog
2.Goes w/o Saying
3.420!!
4.U Shud Go 2 Me
5.Black on Black on Black
6.DOOM SONG
7.Maybelline
8.So Twisted Fate
9.Ur Still Mine
10.New Ro
11.Gone Back to Stanford

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の2019年の『Count Bateman』以来のリリース。 & Tape Wormiesより11月17日リリース。

希望、ノスタルジア、敗北、そして欲望に満ち溢れたFrogは、『Grog』を “ゴシックでありカートゥーン的でもある”と表現。このアルバムには、”Judy Garland”や “You Know I’m Down”のような曲がSpotifyで数百万ストリーミングされた、エモーショナルなアメリカーナ、奇妙な言葉遊び、70年代のポップな実験、90年代のギターのエネルギー、60年代のガレージ・ロックの威勢が詰まっています。

「『Grog』は長い時間がかかりました。制作中に子供が生まれ、仕事の状況もかなりおかしくなりました。セッションは2020年の初めに始まり、2020年6月に双子を出産し、2023年の夏にミキシングを終えました。弟のスティーブは、このレコーディングのためにフロッグの本当のメンバーになりました。愛する人たちと一緒に音楽を作ることは喜びです。

このアルバムでは、本当にエキサイティングな場所に行くことができました。大きなガーゴイル、暗い空、嵐、でも彫像は本物のモンスター。

どの曲も奈落の底へ一歩ずつ深く入っていく感じ。ある時点で私は日の光を見る能力を失い、闇に包まれます。薄明かりが雪を照らす中、私は空を取り戻し、山を下っていきます。音楽は、私が孤独を感じられる唯一の時間です。

KoBの舞台がニューヨークで、カウント・ベイトマンの舞台が70年代のLAだとしたら、この作品の舞台は黄泉の国だと思います。全体が炎に包まれ、グルーヴは泡泡泡泡、悪魔は高笑いするDJ。

『Grog』の制作が終わり、その次の作品のために曲をレコーディングする頃、私は音楽を幻覚として見るようになりました。これが私のキャリアにおいて、正気のかけらが残っていた最後の時点になるかもしれません。

そもそもグロッグというのは、イギリス海軍がラム酒を備蓄して、翌日には酔っぱらって使い物にならなくなるのを防ぐために、水兵に飲ませていた飲み物なんです。そこで、ある提督はラム酒を水と少量のライム果汁で薄め、水とラム酒の比率を4:1にするように配給を変えたのです。提督はいつもグログラムの布を身に着けていて、みんなオールド・グロッグと呼んでいたので、彼の飲み物もグロッグでした。モンキーアイランドの秘密』のパズルのひとつに、グロッグを使って鉄格子を燃やし、ある男を脱獄させるというものがありました。

信じられないようなことができる、夢にも思わないようなことが」