Erika de Casier – Still

33歳のデンマーク人シンガー・ソングライター兼プロデューサーである彼女は、2019年のデビュー・アルバム『Essentials』でカルト的な人気を獲得し、2021年の4ADからの初アルバム『Sensational』で “カルト “としての地位を確立。それ以来、彼女は世界最大級のフェスティバルに出演し、ポップ・スター（NewJeans）に曲を提供し、ダンス・トラック（Mura Masa、Shygirl）で歌ってきました。しかし、彼女がサード・アルバムの広大な空間へとあなたを誘うとき、北欧のNext Big ThingやRising Alt-Pop Starなどという無粋な呼称はドアに置いていくよう、あなたを招いているのです。彼女はこの3年間で多くの新しいファンを獲得し、多くの著名なコラボレーター（Dua Lipa、Blood Orange、Eartheaterなど）を得たかもしれないが、このアルバムのタイトルが裏付けるように、彼女は昔と変わらないErika de Casier。それでも。

ラグジュアリーなエレクトロニカと月光のようなR&Bがミックスされた、唯一無二のサウンド。彼女のソングライティングは相変わらず卓越した普遍的なものであり、他の声（They Hate Change、Shygirl、Blood Orange）を初めてプロデュースしたことで、プロデューサーとしての熟練度はさらにアップ。また、新たなコラボレーターを招き、サンプルだけでなく生演奏のミュージシャンとも共演。Essentials』と『Sensational』の共同プロデューサーであるNが本作に戻ってきたほか、Jonathan Jull Ludvigsen、Carl Emil Johansen、Niels Kirk、Christian Rhode Lindinger、Nick León、Kirsten Nyhus Janssen、Tobias Sachseらが加わり、生ドラム、シンセ、ギター、ベースなどを追加。