ARTIST : Emil Palme
TITLE : Ripen
LABEL : First Terrace Records
RELEASE : 9/29/2023
GENRE : ambient, folk, blackmetal
LOCATION : London, UK
TRACKLISTING :
1.Birth & eternity
2.To the end
3.Brighten
4.Jiosta Aion
5.Tears & oceans
6.Song of soil
7.Loosen
8.Ripen
Emil Palmeは、スカンジナビアのフォークロアと実験音楽に根ざした実験的作曲家、ギタリスト。
ソロ・デビュー・アルバム『Ripen』は、ギター・デュオのYngleや、故マヌエル・ゲッチングとの共演、クラリッサ・コネリーのツアー・バンドでの演奏など、高い評価を得ている数々の作品に続くもの。
自作の石の弓で楽器の弦をなでたりひっかいたりしながら、作曲と即興の間の霧のような冥界で展開される魅惑的な儀式的パターンを呼び起こすデンマークのアーティスト。
『Ripen』の音楽には原始的なクオリティーがあり、Morton Feldmanや最近のMalone/O’Malley連合による荒涼とした作品と比較したくなるような生命力あふれるシンプルさがあります。また、Ry Cooderの「Paris, Texas」サウンドトラックや、Daniel Lanoisの「Belladonna」での最もスパルタンな瞬間のような、喚起力のある、乾燥した官能性もあります。
『Ripen』は、「完成する」という行為についての神秘的な論説のようなもので、自然が命ずるすべての生き物が歩むべき危険な道、そして労苦の後に訪れる目的の必然的な崩壊。