Dripping Decay – Festering Grotesqueries

ARTIST :
TITLE : Festering Grotesqueries
LABEL : Records
RELEASE : 8/18/2023
GENRE : ,
LOCATION : Portland, Oregon

TRACKLISTING :
1.Septic Sentient Slime (Intro)
2.Autocannibal Ecstasy
3.Abundant Cadaveric Waste
4.Gut Muncher (Featuring Slasher Dave)
5.Bay of Blood
6.Barf Bag (Featuring Matt Slime)
7.Watching You Rot
8.Cremator
9.Dissolve Me
10.Dripping Decay
11.Chemical Lobotomy
12.Sadistic Excruciator
13.Limitless Sacrifice
14.Oozing Into Oblivion (Outro)

Festering Grotesqueries』は、ポートランドのオールドスクール、ゴアまみれのグラインド・デス・メタル・アウトフィット、による待望のデビュー・アルバムである。もともとはギタリストのニール・スミス(LORD GORE、FRIGHTMARE、BLOOD FREAK)によって2019年に結成され、そのオリッドで地獄のようなサウンドは、後にボーカリストのエリック・スタッケ、ベースのジャクソン・ジョーダン(CONDUCTING FROM THE GRAVE)、ドラムのジェイソン・ボートン(JUNGLE ROT)によって丸裸となった。バンドメンバーは全員、何十年もデスメタルとグラインドコアの敬虔なファンで(中には90年代から)、REPULSION、TERRORIZER、NAPALM DEATH、CARCASSというバンドから影響を受けている。その青写真に、速いテンポ、正確な技術、そして80年代イタリアのB級ホラー映画への淫らな崇拝を組み合わせると、DRIPPING DECAYの幻想的で反吐が出るようなレシピができあがり、EntombedやIncantationのリフをコピー&ペーストして忘却するキッズたちの海の中で、彼らは独自のクラスを確立している。

Festering Grotesqueriesのアルバムアートワークには、ファッショナブルに腐敗したマスコット “DRIPPY “が再び登場する。これは、DRIPPING DECAYの2021年デモ『Watching You Rot』のジャケットを飾ったアーティストToni K. Hietomaaの作品。ジャケットをよく見ると、イラストは、このアルバムの歌詞にある不気味なものの集合体であることがわかるだろう、焼却される死体(「CREMATOR」へのオマージュ)、 また、目の前のグロテスクな光景に耐えられず、開いた口からゲロの川を流す男(”BARF BAG”)もいる。このイラストは、DRIPPING DECAYが持つ、猛烈に誠実でありながら、まったく、とんでもなく毒舌であるという能力を完璧に表現している–このバランスは、すべての優れたデーターが持っているものだ。