Dismal Aura – Imperium Mortalia

カナダという植民地国家の極寒の首都を拠点とするDismal Auraは、2021年に自主制作のデビュー作『Praeagia Tristia』で登場。セカンド・ウェーブ・ブラック・メタルにクラスト・パンクやグラインドの要素をブレンドしたこのトリオは、メロディックで熱情的であると同時に、荒涼として冷ややかな作品。

多様な文化的背景と生活経験を持つメンバーで構成されたDismal Auraは、植民地主義、国家テロ、環境破壊などの社会政治的テーマを探求。

Topon Das (Fuck the Facts, Gorguts)とMike Bond (Crusades, Loviatar)のプロデュースによる2ndアルバムは、冬の深い森に囲まれたWolf Lake Studiosでレコーディング。

Achille Mbembeのエッセイ『Necropolitics』にインスパイアされた『Imperium Mortalia』は、個人と国家の厳しい関係、権力の搾取的な性質、人間の生命を商品に還元することを問い直す8つの楽曲から構成されています。