Desario – Signal and Noise

ARTIST : Desario
TITLE : Signal and Noise
LABEL : Fort Lowell Records
RELEASE : 7/15/2022
GENRE : shoegaze, indierock
LOCATION : Sacremento, California

TRACKLISTING :
1.Lonely Lights
2.Strange Shapes
3.Throw It Back
4.Nevergreen
5.Wake Up
6.Things We Left Behind
7.Wired Wrong
8.Run Through
9.Eraser

商品カテゴリー: 商品タグ: , , , ,

サクレメントを拠点とするが、2017年にTest Pattern Recordsからリリースした ‘III’ 以来となる4枚目のアルバムとLPを携えて戻ってきた。’Signal and Noise’ は、ノースカロライナ州ウィルミントンのインディペンデント・レーベル Recordsに移籍した4ピースが、イギリスのポストパンクやニューウェイブに根差したダークな雰囲気のシューゲイズを掘り起こすインディ・ロックのチューンのタイトなセットを再び作り出したものである。

‘Signal and Noise’ は、灯台が一筋の光を放ち、夜空を突き抜けて暗い水平線に向かって深く伸びていくようなイメージで始まります。”Lonely Lights” のその光線は、ギターを鳴らしながら回転している最も遠い地点でゆっくりと動き、カーブを曲がってリズムセクションのキックとともに近づくとスピードアップするように見える。しかし、このレコードはリード・シングル “Strange Shapes” でその真価を発揮する。ドリーンプーでジャラジャラしたギターとメロディックなベースライン、そしてシンバルを中心としたあのカチカチした16ビートのマリアージュは、それだけでも素晴らしいものである。そして、サビではファジーなギターも加わってくる。

しかし、はこの作品でも他のトリックを用意している。MBVの “Sometimes” を彷彿とさせる陰鬱な曲ですが、空気感のあるエーテル調のボーカルがミックスの前面に出てくる曲です。 “Wired Wrong” は、よりポップな方向へ物事を押し進めるものです。この曲はシンプルなポップソングで、ベースパートで心を掴まれた後、マントラのように繰り返される「Everything went wrong when you went away」というコーラスに移行していきます。

もし、あなたがシューゲイザーと書かれた旗の下に熱心に並んで音楽を聴くなら、その時に ‘Signal and Noise’ が演奏されていることを望むだろう。Desarioの新作を待つ5年間は終わり、このアルバムはリスナーにとって潮時となるはずだ。この作品には、気に入る層が十分にある。