ARTIST : Curses
TITLE : Next Wave Acid Punx DEUX
LABEL : Eskimo Recordings
RELEASE : 10/20/2023
GENRE : newwave, ebm, postpunk, synthpop, disco
LOCATION :
TRACKLISTING :
1.Throbbing Gristle – Distant Dreams, Pt. 2
2.Mary Möör – Pretty Day
3.Sad Lovers & Giants – Things We Never Did
4.Malcolm McLaren – Madam Butterfly (Un Bel Di Vedremo)
5.Big Audio Dynamite – The Big V
6.Cabaret Voltaire – Blue Heat (12″ Mix)
7.Nitzer Ebb – Hearts and Minds (Mix Hypersonic)
8.Clan Of Xymox – Obsession
9.In Sotto Voce – In Sotto Voce
10.Psyche – Prisoner To Desire (Single Mix)
11.Propaganda – The Murder Of Love
12.DAF – Brothers (Gabi Mix)
13.Vicious Pink – Cccan’t You See
14.Book Of Love – Modigliani (Lost In Your Eyes) (I Dream Of Jeanne Mix) 15.Absolute Body Control – Total Control
16.Boytronic – Voloczny *
17.The KVB – Still Warm (2023 version)
18.Cardinal & Nun – Freak And Weak *
19.Jennifer Touch – Altars *
20.Matrixxman – Assembly Line *
21.Years Of Denial – It Sucks *
22.Silver Tears – Always Shine (Wait For The Rain) *
23.Essaie Pas – Retox
24.Aili x Transistorcake – Dansu
25.Dina Summer – Darkness *
26.Patriarchy – Suffer
27.Maelstrom & Louisahhh – Hate Machine *
28.Dame Area – Buon Cittadino *
29.Kris Baha – Into The Dark
30.Desire – Love Races On *
31.Blind Delon feat. I Hate Models – Flashback *
32.Poison Point – Altered Beats *
33.Roe Deers – Muscles *
34.Boy Harsher – Machina (feat. Mariana Saldaña) (Dark Remix) *
35.Silent Servant – Non Fiction *
36.J.W.B. Hits The Beat – Body On Body (Curses Revamp) *
37.Hungry Boys – Toi *
38.Autumns – Repeat Prescription *
39.Nuovo Testamento – Heartbeat (Curses Remix – Edit) *
40.Buzz Kull – A Place (That’s Meant To Be) *
41.Soft Crash – Dolce Morte *
42.Dame Bonnet & Mufti – Pleasure Dreams *
43.Ultra Sunn – Night Is Mine
44.Neu-Romancer – Burning Eyes *
45.EVA – Industrial Hope *
46.Andi vs Randolph & Mortimer – Formidable Truths *
47.Zanias – Tryptamine Palace *
48.The Hacker – Monopoly *
49.Paradox Obscur – Evo-Devo
Tracks with a * are previously unreleased
Next Wave Acid Punx DEUXは、ベルリンを拠点に活動するミュージシャンでDJのCursesことLuca Veneziaが、クラブ・ミュージックのダークサイドを探求するためにコンパイル、キュレーションしたEskimo Recordingsのセカンド・コンピレーションです。3枚のCDと3枚の2枚組LPで構成される『Next Wave Acid Punx DEUX』には、初期のインダストリアル・パイオニアThrobbing Gristle、Nitzer Ebbのようなebmの伝説、Malcolm McLarenやBig Audio Dynamiteのようなポスト・パンクの実験と、Boy Harsher、Nuovo Testamento、Years of Denialのような現在最もエキサイティングなアーティストの間をつなぐ49曲という膨大なトラックが収録されています。
最初のNext Wave Acid Punxのコンピレーションは、ルカにとって個人的な旅であり、彼の人生の多くをサウンドトラックしてきた音楽を貫く糸を見つけるために、彼のレコードコレクションを探検するロックダウンに触発されたものでしたが、DEUXは、世界に放たれた音楽、ライブで演奏される音楽のスリル、それを聴くことができるスモークとストロボで満たされたクラブ、そしてそれらのステージで見つけることができるアーティストを祝うものです。
「強制的な休養の後、再び外に出てライブをすることで、自分が今いるシーンの何が好きなのか、またライブ・ミュージックがクラブ・カルチャーにとってどれだけ重要なものであるかということを、改めて思い知らされました」とルカは説明します。「クラブナイトとライブを別々のものとして考えがちですが、長年にわたって、この2つが出会う場所、摩擦が起こる場所こそ、最も活気のあるシーンを見つけることができるのです」
ライブ・ミュージックにはエネルギーや雰囲気があり、どんな瞬間にも何かがうまくいかなかったり、あるいは予想もしなかったような形でうまくいったりする予測不可能性があります。レバノンのフェスティバルで演奏したライブ・セットのことを思い出すと、MPCのドラム・マシンがパッドに埃や砂が詰まってフリーズしてしまったんです。ベースとギターとペダルFXとヴォーカルをジャムりながら、セットの半分を即興で作らなければなりませんでした。
“Next Wave Acid Punx DEUX”では、私にとってその精神を象徴する過去と現在のバンドやアーティストを称えたいと思いました。80年代のThe Haciendaや00年代のTrash、あるいは今日、ベルリンのMILK MEやパリのEXBTN、ロンドンのNight Terrors + SC&P、ニューヨークのSynthicide、ウクライナのWorn Popのようなナイトで、DJの間に挟まれているようなアクトを。
「このコンピレーションは、私の好きな夜と同じように、バンドのプレイを観に行ったり、ライブとDJが融合したクラブに行ったり、アフターパーティーの真剣勝負の前に作りました。Chapter 1には、Vicious Pink、DAF、Cabaret Voltaireといったバンドが収録されています。これらのアーティストの中には、もっと無名なものもあれば、ポップスやチャートにまで手を出したものもありますが、彼らは皆、70年代後半から80年代にかけて、新しい活動方法を取り入れていました。
Chapter 2は夜を盛り上げ、これは私が最近プレイするのも、ただぶらぶらするのも大好きなクラブのサウンドです。Boytronicのようなバンドによる80年代のジャーマン・エレクトロ・ポップが、Silent Servantの『Non Fiction』のようなトラックにシームレスに流れ込むような場所。ロマンティックで夢のような幽玄な音楽から、次の瞬間にはダークでインダストリアルなサウンドへと変化するタイムレスな音楽。
“そして最後に、家に帰るべきかもしれないけれど、良い決断をするには遅すぎるなら、良い音楽を聴く時間はまだある、というような夜の部分にたどり着きます。The Hackerの『Monopoly』、Zaniasの『Tryptamine Palace』、EVAの『Industrial Hope』のようなトラックは、聴く者を飽きさせず、解放させず、ただビートに服従させ、新しい一日が始まる瞬きをして出て行くまで、そこに留まらせるのです。”
